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第2回クラブ特別展：アメリカン・フットボール部

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スタート時はタッチフットボールと言われた

創部50年に寄せられたメッセージ
チームを結成して50年を迎えた豊中高校に、
1996年7月ピーター岡田さんからメッセージが寄せられた
（中庭にある記念碑に彫り込んである）

　　　　　　　　　豊中高校に贈る
不幸な戦争が終わり、それに続く数々の混乱の中で、
私は高校生たちに生きる活力を与えるため1946年10月1日、
この豊中に”タッチフットボール”の種を蒔いた。　
これが日本の航行アメリカンフットボールの発祥となった。
　　　　　　　　　ピーター　Ｋ　オカダ　1996年7月21日

日本の中学校（旧制）の初試合で勝利

1946年10月に進駐軍のピーター岡田中尉の指導でチームを結成した豊中中学は、その年の12月28日西宮球技場の第2グランドで池田中学と対戦。　６−０で勝った

毎日甲子園バウルでも勝つ

1947年4月13日　甲子園球場で開催された学生王座決定戦(慶應大vs同志社)の前座試合に出場し熱戦を展開した

豊中中学　14-0　池田中学

試合が終り　太鼓を持ち込んで声援した応援団に感謝

毎日新聞社から贈られた勝利の楯

       (1947年4月13日　　甲子園バウル)
　　　　　　　       ６−０
   豊中中学　１４　　０−０　　　０　池田中学
　　　　　　　　　   ６−０
   　　　　　　　　　２−０

第二回国民体育大会

1947年11月に金沢で開かれた国民大会のエキジビション試合に出場　池田中学と引き分けた
　　　　　　　　豊中中学　18-18　池田中学

　　　　　大会のパンフレット　と　　　　　　選手章　　　　　　　　　

大阪大会で優勝3度

1946年に創部当時は豊中中学と池田中学だけだったタッチフットのチームも、
その後チームを結成した中学が増えて大阪大会が行われるようになり、
この大会で豊中高校は1957年、1967年と1969年に優勝している

　　　　　　大阪府民体育祭で優勝　1967年5月7日　中百舌鳥球技場
　　　　　　この年の6月に出場した近畿大会では3位だった

4回優勝した近畿大会

1948年5月からはじまったタッチフットボールの近畿大会では、初回‘50年春‘54年秋と‘69年春に優勝している

（日吉が丘をシャットアウト　第4回秋季大会で　1951年9月29日　中百舌球技場）

雪で足が滑って聖学院高に負けた

（第4回全国大会　1958年1月5日　藤井寺球技場で）

度重なる全国大会出場

1954年1月開催の第1回全国高校タッチフットボール大会に出場して以来、
全国大会には度々出場しているが、優勝には及ばなかった

(健闘空しく　日大桜ヶ丘高に完敗　1968年12月27日　第15回大会で)

格好よいアメフトに変身

1960年代の終わりごろになると周りの高校チームは次々と格好よい
アメフトに切り替えていった。　こんななかで豊中高校も’70年から名称だけ
「アメリカンフットボール部」とし、’71年4月からアメフト大会に参加した

　　　　　　　　　（アメフト初期のころ　箕面高校との試合）

親善試合で豊高選手がＴＤ

1980年8月に来日したハワイのイオラニ高との親善試合で豊中高・坂口直人選手（33期）
が挙げたタッチダウンが、関西高校選抜チームの唯一の得点となった

上村杯と小宮杯

1985年8月にJAL機の墜落事故で亡くなられた上村　登さん（4期）と小宮敏幸さん(29期)のご遺族からいただいた寄付をもとに、毎年　最優秀バックスに上村杯を、また最優秀ラインズマンに小宮杯を贈呈している

優勝には遠かった関西大会

タッチフット時代の近畿大会に続いて、アメフトの関西大会になってからも出場を重ねていたが、優勝への道のりは遠かった

（星陵高を破って関西大会出場を決める　1987年5月31日　神戸総合球技場で）

第18回関西大会で優勝

1988年6月の関西大会では、決勝戦で関学高等部を破って優勝に輝いた

画像をクリックし、拡大版をご覧下さい	YOUTH　AWARD 　　　青少年育成大阪府民会議 　　　　（大阪府知事が議長）

ピーター岡田賞

1954年の第1回タッチフットボール全国大会からピーター岡田氏寄贈のトロフィーを優勝チームに贈呈

ピーター岡田さん来日

1946年10月に豊中中学と池田中学にフットボールの手ほどきをしたピーター岡田さんが、
関係者の肝いりで1992年6月に来日した

レークワシントン高　来日

1996年7月ワシントン高校チームが来日　豊中・池田両校の選手宅にホームステイして合同練習や親善試合を行った

　　　　　　　　　（合同練習を終えて　豊中高校で）

（親善試合は豊中・池田連合チームが　７−２１　で破れたが、
豊中高の吉田憲夫選手＝19期＝が挙げたTDが連合チームの得点だった　
　　　　　　　　　　　　　　　　1996年7月26日　長居球技場で）

6年ぶりに大阪大会で優勝

‘95年以来「優勝」から遠ざかっていた豊中高校だったが、2000年春の大会では1回戦から接戦、
逆転のゲームを重ね、決勝では関大一高の反撃を抑え込んで優勝をものにした

1回戦　 豊中高　１６−１２　池田高
2回戦　 豊中高　２７−１６　桃山学院高
準決勝　豊中高　２１−１４　関西大倉高
決勝戦　豊中高　２９−２８　関大一高

関西大会では決勝で大産大付属高に敗れて2位だった

レークワシントン高で合同練習

ことし(2003年)の夏休み2･3年生16名が訪米し、レークワシントン高の選手宅にホームステイして合同練習を行った

レークワシントン高のジャージーを着て練習する豊中高の選手達

OBがSeattleのピーター岡田氏宅を訪問

左から津田隆治・高1期、ピーター岡田夫妻、井出春中・高3期　　　加納・高９期　　　　　　　　　　　　　2003年9月

徳永義雄さん（中23回生）のアルバムと日記
　　　　　　　　　（アメフトOB会提供）

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