「資料室」の案内標識もお化粧直し
耐震工事でお化粧直しした体育館にあわせて「豊陵資料室」「森川ホ ール」の案内表示板も写真のようにきれいに生まれ変った。
前会長中川治善氏(高9期)からのプレゼント
第4回特別展、 会期前に終了 次の企画 「提案・協力をお願いします」 |
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第4回「特別展」は07年3月から「庭球部の歴史」「松岡先生の軌跡」の2テーマで開催されたが、体育館の耐震工事開始にともない、体育授業の「更衣室」確保のために会期を6月末に繰り上げて終了した。
期間中は、庭球部のOBはじめ、松岡先生のお孫さんらも来観。
ホテル・アイボリーでの総会には今年も「出張ミニ展示」を行った。
08年の「特別展」は企画案がいろいろ出されているが未定。 バスケットボール・サッカー・柔道・水泳各部、文科系では漫画研究・落語研究などが候補に挙がっているが、いずれも展示のための「資料」が十分でなく決定に至っていない。
例えばバスケットは昭和初期に高津中学と並んで全日本大会にも出場した強豪だったが、関係の「文書資料」「展示現物」共に見当たらない。
サッカーも同様。 高校になって「思いだしたように」活躍するが記録がない。 文科系各部も事情は同じである。
卒業会員から「私たちのクラブを取り上げて・・・」という提案があるが、資料不足では動けない。
豊陵会会員の皆さんにお願いしたいのは「隠れた資料」の発掘。 「このクラブのこんな物がある」と連絡くだされば、それをもとに、資料室手持ちの資料と合わせて思わぬ「クラブ展」に発展する機会が生まれる。
「特別展」をいろんなアイデアで継続できるよう、情報・資料の提供をお待ちします。
豊陵資料室も創立80周年を記念して01年9月に開設してから早や7年目を迎えた。
展示会場の入り口に備えた「来訪者芳名禄」には千人以上の記名がある。 全来訪者が記帳されるとは限らないし、「1年2組HR時に見学」という記入もあって正確な来訪者数は分からないが、それなりの足跡を綴ってきた。
来訪者の主体はもちろん豊陵会会員と母校生徒だが、豊中市広報課や教育委員会関係、他校関係者さらには一般市民の名前もある。
中には展示内容の関係者、「クラブ特別展」にはOB・OGが団体で来訪されたこともある。
「芳名禄」の「感想記入欄」にはそれぞれの思い出が記され、展示側のわれわれに参考となることも多い。
若い卒業会員の記帳もある。
資料室がある6号館は増学級時代に使われた校舎で1年生の教室だった。
「いろいろ学ぶところがあった」 (高4)との声に代表されるように、じっくりと展示品を観ることで、トヨチュウ・トヨコウに対する認識を新たに卒業生・現役生徒が力を合わせて母校の発展に寄与する礎となりたい・・・。
創設7年目の資料室の決意である。