豊陵資料室開設経過
豊陵の歴史の記録は、 1925年(大正14年)「校友会誌」第1号 が発行され、1943年(昭和18年)の第20号までと、 終戦後間もなく塩見先生のご尽力によるガリ版の「豊陵学報」が、ガリ版の第1・2号に始まり第5号まで、 その後「豊陵新聞」に引継がれ、1944(平成6)年の第208号を最後に休刊し現在に至っている。
一方、1951(昭和26)年に創立30年誌が刊行され、その後10年毎に周年史の刊行により豊陵の歴史が伝えられている。 しかし、文章と写真によるもので、豊陵の歴史を伝えるものとしては十分とは言い難い。
当校出身で豊中高校の教諭を最後に定年退職した淺井由彦氏(高2期)が、70年史、80年史の刊行に係わる中で、
物品を含む広範囲の資料収集整理の必要性を説き、資料館の設置の必要性を訴えた。 その結果、学校のご協力と森川和歌先生・豊陵会望月靖允会長のご援助により、80周年を記念して、「豊陵資料室」と称して、2001(平成13)年9月第6号館2号教室に開設する運びとなった。
運営は、豊陵会の負担と会員からの寄付金により豊陵資料室部会が行っている。
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