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展示ケースからC

十三中の通知簿と手留弾投げ練習棒

中学1回生、永年豊高に勤務された故・奥田幾治郎先生の中学一年当時の通知簿が先生の愛娘市川柳子さん(高6期)から寄贈され、 展示ケースに並べられた。この通知簿は「大阪府立第十三中学校」と記されている。 十三中当時の遺品はほとんど残されていないだけに、この通知簿は貴重な資料の一つである。



もう一つ新たに展示された教材がある。リレー競技に使うバトンのような30センチ位の棍棒。 高2期阿部弘氏からの寄贈である。この棍棒は入学当時に購入させられた手留弾投げ練習用の教材。 戦時体制が中学生にまで及んだ一例と言える。考えようによっては、思い出したくない歴史資料の一つかもしれない。

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