盛り上がった「同窓意識の絆」

 14年度豊陵会総会を開く

 

平成14年度の豊陵会総会は5月26日の日曜日、午前11時15分より豊中駅前ホテルアイボリー3Fオーキッドホールに同窓生のほか、歴代校長など250名を超える出席者を迎えて開催されました。


中川治喜副会長(高9期)の開会の辞に続いて望月靖允豊陵会会長(高7期)の挨拶、このあと、総会関係各報告が行われました。


開会の辞に続いて挨拶する望月靖允会長
来賓代表として須賀寅充豊中高校校長が挨拶。須賀さんは高校16期の卒業という、母校創立以来初めての同窓生校長です。昨年秋開かれた豊中高校創立80周年記念式典には箕面東高校校長としてこの式典に来賓として出席、 「あの日、校歌を歌うときは、しっかりと歌いました」 と話すと会場からはひときわ大きな拍手がわき興りました。挨拶の最後に 「母校は母港です」 と締めくくり、この日多数駆けつけた同期の16期生から花束を贈られ、本当に会場全体に同窓意識が高まった素晴らしい総会となりました。

 総会の部の最後は恒例の校歌斉唱。在学当時音楽部の先輩・後輩だったという豊陵会副会長中村好子さん(高9期)のピアノ、同顧問の中野寛成さん(高11期)の指揮で 「“輝け風と光”・・・」 が会場一杯に歌われました。

懇親パーティをはさんでの1部・2部のアトラクションでは中国人歌手李 広宏(り・こうこう)さんが「日本の歌・こころの歌」として「早春賦」をはじめとする四季のうたを日本・中国両国語を交えて歌い、同窓会らしく「ふるさと」を会場全員と共に、そして蘇州夜曲・青葉城恋歌、最後に「枯葉」を中国語でと、多彩な歌を披露、満場の拍手を集めました。

最後には会場に参加していたゆうき芽衣(横畑雅子:高33期)さんが突然指名されて「ラビアンローズ」を歌い、同窓会らしい雰囲気をより盛り上げました。

終了後は例年どおり、各学年会やクラス会、クラブ会が用意された同ホテルのそれぞれの会場で開かれるなど、この日一日、豊陵一色に埋まりました。


初の同窓 須賀寅充校長の挨拶
 

早春賦をはじめ、日本の四季を歌うゲスト歌手 李 広宏(り・こうこう)さん